海外編

ランタン谷トレッキング
 

四回目のヒマラヤ トレッキング (LANGTANG HIMAL)
2011年12月26日から1月9日


                 
                         上、LangtangU(6596m) 右、Langtang Lirung(7227m)
                 
                         下、 ヒマラヤ襞に映えるGanchenpo(6387m)
Membar Nakai、Tsunoda
Guide:Bir Bahadur 
Poter:Zai、Oula 

12月26日 東横イン成田 泊
12月27日 CX501便、成田10:45〜香港15:20、CX6732便 香港17:45〜カトマンズ23:20
香港からBirによく似たネパリがすぐ後方の席に座り思わずビックリした。カトマンズで迎えのBirにこの話をしたら末弟のZaiさんだという。
彼は福岡に行き書類の不備で入国拒否でカトマンズに戻されてのちに我々のトレッキングに合流してくれることになった。
Bir家について翌日からの打ち合わせと行程中の費用の支払いを済ませて2時ごろ就寝。 長い1日を終わる。

12月28日 起床06:30、朝食07:30
同行のポーター オウラ(Oula)が到着し、ランドクルーザーをチャーターし出発。
08:10〜トリスリ(休憩)〜カリカで昼食(AruとMilktea)〜Dounche Lodge 14:20。
Douncheの手前で雨期には必ず崖崩れで道路がなくなるほどの悪路を小1時間ドライバーが慎重に運転し前が見えなくなるような急斜面を
通過。
晩飯までの時間を裏山のゴンパに散歩したり養殖場を見学して晩のつまみニジマスを注文した。
初日でもあるのでビールで乾杯

12月29日 起床06:30、朝食07:30 チャパテイ、卵焼き
08:10出発、いきなり急斜面のルート(古道)を登るが対岸の山の斜面には点々と家があり段々畑が棚田のように広がり、そこに行く道がどこ
にあるのかまるでわからない。道といってもクルマの走れる道路は国境までの1本のみであとは登山道だけだ。
11:30(13:00) Brabal
昼食:Chowmen、Chickinsoup、Aru、Milktea
昼からは多少平坦な山道を途中山火事で燃え残りの林間を過ぎ急に途切れ途切れの車道ほどの登山道になり、将来此処にも立派な道路が
できる予定だという。やがて下りのルートには段々畑と村が見えた。
15:30 Thulu Syabru(上のSyabruという意味)Yeti Lodge
Dinner:Momo,Chowmen Roxy。
丁度晩飯どきにBirの弟のZaiさんが到着した。朝のバスで入りその足で此処まで来たんだという。彼らの足は只者ではないね。
9時からオリオン星雲のバルブ撮影。

  中央 ガネッシュ・ヒマール(7406m) 右 ランタンU(6596m)

12月30日 起床 06:30、気温 0℃ 朝食07:00
07:30出発、真下に見える川まで下りSyafrubensiからのルートと合流。一度300mほど下り]また100m登りまた下るがようやく川岸まで来たとこ
ろで、温泉の湧Pailoに到着。11:00(11:15)Milktea
Langtang Kholaを一路登りとなるが対岸の岩棚に巨大な蜂の巣が10個ほど見えるが大きさが分からない。1、5時間ほどでBamboo到着。
13:00(14:25)
昼食:Chowmen、Milktea
16:30 Remche、Langtang View Hoptel Lodge
Dinner:Chowmen、Momo,Misosoup,Roxy

12月31日 起床06:30 気温3℃ 朝食:チャパテイ、卵焼き、味噌汁
出発 08:10 1時間程の急登を喘ぎながらLama HotelのLodgeでお茶此処はよく利用するというLodgeで親父のガラガラが印象的だった。
少し長めの休憩をとり、川沿いのWoodland(Chunama)2700mの木材の集積場があるとこで建築材を運ぶポーターが数か所で炊飯準備のためか
煙が立ち込めていた。
此処からLangtang方面の木材運搬で長い板や柱材を担いだポーターが通るたびに彼らが蟹のように横歩きすることになる。
11:45(13:15)
昼食:Chowmen、Misosoup
15:10(15:25) Gohra Tabela (Teatime)
16:35 Thangshyap Vill Buddha Guest House
Dinner: ダルバート、モモ、チャン Roxy
8時からOrion 撮影
左から Langtang山群、 Langtang Lirung(7234m)、木材運搬のポーター、草を食むヤクとLangtang

2012年1月1日 起床 06:30 -2℃
朝食:チベットパン、Milktea
出発 08:10〜10:30 (11:05) Langtang Vill,Piece Full guest House
12:58(14:30) Monerstery Guest House 1軒だけの小さなLiodgeで母チャン1人で今朝入山して、去年雪崩でこの周辺が相当やられたらしい。
昼食:Aru、そばで拵えたパン
16:55 KyangjinGumba 最終目的地に到着。積雪は6,7cm。
あたりは終日の曇りと次第にガスに覆われてしまい今夜もまた雪が続きそうだ。
Dinner: Veg.Chowmen、もも、トマトスープ。此処にはRoxyはなくビールとドブロク。
左から そば粉のパン、ランタン村の子供、雪崩で埋もれたマニ石

1月2日 起床 06:30 気温-3℃
朝食:7:30 チャパテイ、卵焼き
予定では4200mのランシサカルカまでだが雪の状態もあり様子見に出かけることにする。
Zaiさんと2人で行動ということで他は留守番。
Langtang Kohlaの左岸を湿原を迂回しながら1時間のところでGanchenpo 方面のガスが切れ始めたのでしばらく撮影(0:10)
やがて登りこう配も急になり積雪も膝下ほどで、先行するZaiの靴が雪まみれになりオイラのスパッツを無理やりはかせてやる。すでに足首は
雪で濡れていたが、乾燥した粉雪で冷たさはないと言っていたが本当かな、でも彼らはこんな事ではへこたれないらしい。
10:10 Yana Karkaに到着。それにしてもZaiさんのスピードについてきたが、此処まで確か3時間ときいていたが本当かな。
Karkaの横にZaiさんが三脚を立てる場所として雪を攪いてくれた。東にドルジェ6979m、ドルジェラクバ6966m、ガンチェンポ6387mが頂上に
多少雲がかかりなかなか全貌を見せてはくれない。南にナヤ・カンガ5848m、ボンゲン・ドブク5930m、遥か西にはLangtangUが雲間に見え
隠れしている。
28mmから300mmまでレンズ交換して、30分ほどで撮影終了というか雲に覆われ始めたので機材の整理を始めたら、Oulaが到着。
昼飯を運んできてくれた。
昼食:Tibettan Bread,Egg,Orange,ビスケット
帰路:11:20〜13:35Kyangjingumba
LodgeではTチャンがガラス越しの食堂でまどろんでいた。
午後は夕方までつかの間の山の休息をボケーと過ごすことにした。
Dinner:Veg.Fried Rice、Momo、OnionSoup、また酒。
左Ganchenpo(6387m), 中 Pangen Dopku(5930m), 右 Langshisa Ri(6427m)と奥のピークがDorje Lakpa(6966m)

1月3日 起床 06:30 気温 -9℃ 
朝食:Aru, 蕎麦がき、Milktea
出発:07:50 昨日の天気でも雪は相変わらず残りツェルゴリ4984mは下りが滑落の危険があり(日本では当たり前だろうけれど)中止し、予定を
変えて今日もZaiさんとLangtangの目の前にあるKyangjin Li4773mを目指して登ることにした。
だが、ルートは雪で埋まり(吹き溜まり40cm)ルートをはずして登山道らしきルートの横をジグザグに登る。これが意外ときつく久しぶりに汗をかい
てしまいネックウオーマーと上着をぬぐ始末で、立ち止まると風が冷たい。
09:10チョルテンのさらに先のピークに到着4435m。積雪は25cm。第一ピークは雲の状態が心配ですぐに撮影の準備をして、その間はZaiに
キャラメルと梅干でくつろいでもらい、360度の4000mからの大パノラマ撮影に時を忘れてしまう。Langtang Lirung7234m,Tyanbo 6251m,
Kimshun 6745m,Yubra 6264m,Langtan・Yubra 6048m、Yanza Tsenji6567m、〜Ganchenpo,Dorje Lakpaの展望撮影と煙草を
吸う間もなくシャッターを切る。
残念名ことに名峰Langtang主峰とU峰はあのEverestと同様Jet気流のせいか全貌は見られず。幸いなことにKyanjin主峰まで足を延ばして
いたら撮影のタイミングを逃したかも知れない。すぐに雲が張り出してきた。
下山:09:45〜10:35Kyangjin Gumba到着。
Oulaが笑いながらBirとNさんは先に帰ったよと言った。なぜ。。。。下山にまた時間がかかるからだと。
Porterの二人はおいらが荷物を纏めている間、髭そり、洗濯で陽だまりの中でさっぱりしていたが、オイラは下山するなら頭だけは洗いた
かったなあ。
出発:11:10-12:10バッテイでお茶。
12:25-13:30LangTang(Piecefull Lodge)此処で先行組に合流。
昼食:Aru、Sobagaki、Milktea
14:30-16:55 Gora Tabela到着
Dinner: Chowmen、もも、SanoRoxyドブロク
夜中に月明かりにLang Tangがよく見えたが眠いのでバルブは止めて寝た。
左からTsergo Ri(4984m)とGanchenpo(6387m),Kinshung(6781m),Yansa Tsenji(6567m),Ganchenpo(6387m)

1月4日 起床 06:30 気温 -2℃
朝食:チャパテイ、卵焼き、Milktea 朝はストーブがないのでキッチンで竈の前で飯。
出発:08:10 〜10:50 Lama Hotel
11:15kara12:00 Remche
昼食:Aru、そばがき BlackTea
13:25〜14:55 Bamboo
16:10 Pailo(0:10)〜16:55 Doban(Rasuwa)露天風呂が川の向こうにあるが丸太の橋が危険だということで温泉はあきらめた。
Dinner:ダルバート、マス、Roxy
日本からAnnapuruna 100Kマラソンを踏破してきたというSさんに会い晩飯のひと時を過ごす。日本に帰りブログで走り出したチャンドラーを
見て今までの経歴(成績)にまた驚いた。ただものではない。
また、夜中に大地震で目が覚めた。ドスンと二回目だそうな。
これがもしも、ヒマラヤの地震だとしたらどうなっていたかなあ。


1月5日 起床 06:30 気温 -2℃
朝食:チャパテイ、卵焼き、Milktea
SさんはこれからKyangjinGumbaに向かい石段をすたすた登って行った。100Kマラソンの後だというのに馬力は相当だね。
出発:08:15-10:25 Syafrubensi(壜の底という)
昼食:Chowmen、Veg.Soup,EverestBeerで乾杯。
今日はストライキということで車の音がしない。
Kathomanduまでの四駆車のチャーターをしているがなかなか来ない。
14:45ようやく迎えの車が到着し乗り込むがおまけ付きで後部座席に三人で荷台に二人+2+1、さて何人乗ったかな。でこぼこの急な悪路を
1時間揺られると荷台の連中が心配なのと4時間もかかる行程はシートに座ッていてもけつがいたくなる。(来る時がそうだった)
途中Doncheで1人入れ替わりまた一人追加で乗るが、さすがに車は重宝です。またいつの間にかいなくなるのも峠道ならではの光景だ。
18:45 Kakani Hill到着。2100m Kakani Hill Guest House
Dinner:お約束の若鶏の肉炒め、チャーメン、Roxy、チャンでTrcking最後の晩餐
 チェック ポストから望むランタン( 7234m)とシャブルベンシ

1月6日 起床06:40 気温 0℃
カカニの丘へ日の出撮影にゆく。
07:00 最初にManasuluに朝日が射し、次第にAnnapuruna、Ganesh、LangTangと雪の肌が白く輝き始める。超望遠600mmに切り替えて
の撮影は初めてのことで僅かな振動もぶれの原因なので電子シャッターで撮影が必須。
やがて、お邪魔しているLodgeのオーナーが出てきてMornig Teaのおもてなしと色々説明してくれていたが、こちらはそんなこと耳に入らず。
残念なことに東側のクーンブ方面は雲と林でみることはできなかった。
朝食:チャパテイ、卵焼き
昨日の四駆車が10時ごろの迎えの予定が燃料がないということで、待つことしばし、ようやく11:45に到着し今日も1人おまけつきでカトマンズへ
向かい1時間ほどでBir’s Houseへ着いた。10間の旅お疲れさまでした。
先にシャワーでさっパリが勘違いして、水で冷たーい思いをした。山で洗った方がよかったかも。
昼食:和食、Beer で乾杯、乾杯。

Dinner:そば、他 もう酒が腹に収まらずPugyo,プギョ。
   左から マナスル(8158m)、ガネッシュ(7406m)
山群、望遠


1月7日 起床 07:20
朝食:08:30
11:30から買い物に出かける。
昼食:何時ものタメルの中華飯店で焼きそば、もも、Beer
14:30 Bir Houseに戻り荷物整理。
2時間程昼寝
Dinner:水炊き、ニジマスのフライ、Beer,Roxy また、プギョ
21:00-25:00 トリブバン空港でフライト待ちが機体不良でキャンセルされてカトマンズ市内の Crown Plaza Hotelに収容。
シャワー。
国際電話もつながらず、寝た。

1月8日 起床 06:30
朝食:07:15
国際電話を再度試したが、つながらない。
09:00 トリブバン空港へ
13:30→HongKong20:05→23:00 Park Lane Hotel
空港でTicket渡しに手間取り、中国人の要領の悪さが露呈した。バスに乗るまでまた同じこと。
HotelのCheck INに同じことを繰り返す始末でもう腹が立つたね。
晩飯時間がほとんどなくそれでも、選ぶ食材なしで一応のBikingだとさ、Beerでホッと一息、連日のHotel収容も日本への国際電話がようやく
つながり無事と怒られたような感じで何となく釈然としない。それでも機体トラブルで言い訳がましく理由も付いている。

1月9日 起床 06:30
朝食:Biking
シャトルバス: 07:45-08:30 空港
#28 CX520 10:20 HongKong→15:10Narita
15:45→18:20 Machida→Home 18:50
お疲れ様でした。 

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